デング熱に埼玉県の10代の女性が感染したことが話題になっています。毎年200人ほど海外に渡航した旅行者が感染して日本に帰ってくるようなのでデング熱自体は珍しくないと思いますが、今回注目できるのは海外に渡航歴のない10代の女性がデング熱に感染したということ。70年ぶりと言うことは70年前には国内で感染した経験があると言うことなのでしょうか?
このデング熱はインフルエンザと似た症状を持っています。人間から人間への直接の感染はなく、蚊に刺されることよって感染するようです。インフルエンザと同じような症状ですが、有効なワクチンや治療法はなく、重症化するとしに至る恐ろしい病気であることには違いありません。
今回海外渡航歴のない人が感染したのは可能性として、海外に渡航した人がデング熱を持ち帰り、その人を蚊が刺し、その後今回の埼玉の10代の女性を刺したことによって感染したのではないかと考えられています。
ですからこのデング熱を予防するためには蚊に刺されないことです。この夏の時期蚊に刺されることなどごく普通のことですが、このようなケースを考えると蚊に刺されないように気をつけた方が良さそうですね。特に幼児は注意してあげたいと思います。
ところで今回のデング熱の伝染媒体は蚊ですが、この蚊って実は本当に恐ろしい伝染媒体です。ある統計によると1年間で一番人間を殺している動物は何かというと、サメやライオンやワニを抑えて何と蚊が1位となっています。蚊は年間72万人もの人間を殺しているようです。第2位は何と人間自身です。人間は人間を年間47万5千人殺していると言うことです。
この数字には大変考えさせられますね。蚊が圧倒的に人間を殺していることももちろんですが、人間が人間を殺しているのがこんなに多いなんて。。。
動物は理性がないので人間が防ぐしかありませんが、人間は理性を働かせたら殺さない選択も出来るはずだと思いますが。。。
ともあれ、蚊には刺されない方が良さそうですね。
今エボラ出血熱の蔓延も懸念されていますが、エボラは蚊で感染することはないのでしょうか?あり得そうですが。。。
大丈夫でしょうかねぇ???