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理化学研究所の検証チームによってSTAP細胞の検証実験が行われておりその中間報告が昨日公表されました。その検証実験報告によると検証チームは22回STAP細胞を論文に基づいて作成しようと試みたものの結果は作成できなかったようです。これによりSTAP細胞の作成の可能性はさらに低くなったと言えます。

ただ、今回の検証実験の際に細胞が万能性を持ったことを示す緑に光る細胞も確認されたと言うことでその意味が気になるところです。検証チームは緑の光を確認したもののそれが細胞が万能性を持ったと言うことを意味するのかは分からないと言うことです。どうやら緑の光の後細胞が死んだことを示す赤色に変化したりして、細胞は死んでしまい、緑の光が万能性を持ったものなのかが分からなかったようです。

今回の検証実験のための予算の範囲内で22回実験が行われたようですが、STAP細胞のレシピなるものは論文内にもまだ他にもあり、今回はその一つだけ試しただけのようなので、そのすべてを試すには膨大なお金と時間がかかりそうですね。きっとそこまで試すことが出来ないので、予算の範囲内で作成できなければSTAP細胞はなかったと言うことになるかもしれません。




ただ、もうすぐ渦中の小保方晴子さんが実験を行い、STAP細胞を作ってくれる可能性はないわけではありません。今回の中間報告は小保方晴子さんを含まないチームによって行われていますので、小保方晴子さんしか持っていないレシピやコツなるものがあるなら作れなくても当然と言えるかもしれません。もし本当に小保方晴子さんがSTAP細胞を作ることが出来るなら今回の検証実験で細胞が緑に光ったのは作り方が未熟であるため、万能性を持ったものの後に死んでしまったと考えることも出来なくはないかもしれません。

何れにしてももうすぐ小保方晴子さんが自ら監視のもと実験を行うなら年末には答えが出ているでしょうね。私たちはそれを辛抱強く待つしかないと思います。今回の検証チームは22回の実験のために膨大な資金を費やしましたが、はじめから小保方晴子さん参加のもとに実験を行っていればそんな資金を使わなくても良かったんじゃないかと勝手に思いますが、それにはそれなりの大人の事情があるのかもしれませんね。

今回のSTAP細胞に関係した問題は世界中を巻き込み死者まで出た大問題です。

すべての人が納得できるような解決が見られると良いですね。




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