iphone6 plusが発売されてdocomoやauやSoftBankなど大手携帯電話会社がこぞってキャンペーンを展開していますが、やはりiphone6だけに限らずスマートフォンの通信料は高額ですよね。Docomoのページを見ると今回のiPhone6の月々の通信料は1台で一番安い2Gでも¥5900となっていますし、それに端末料金がかかります。Docomoでは128GBモデルは端末用金が¥99,792となっています。新規か機種変かによって割引が異なりますが、端末代の24ヶ月の支払いが月々1,500〜2,000円ほど必要になります。ですから2年間は7,000〜8,000円ほどが毎月一台に対して必要であり、2年後も最低でも5,900は必要ということになります。もし夫婦でiPhone6 Plusをそれぞれが使うなら、毎月の支払いが2年間は14,000〜16,000円必要であり、2年後も11,000円以上必要ということになります。docomoのカケホーダイは他社携帯や固定電話にどれだけ通話しても定額なのでこれ以上金額が増えることはないかもしれませんが、あまり通話をしない人たちにはそれほどメリットがないかもしれませんね。

そんな現状でiphone6 plusを夫婦で月々通信料5,000円以下にする方法があります。

と言っても知っている人はみんなやっていることなのでそんなに目新しいものでもありませんが。。。

その方法とはiPhone6 PlusのSIMフリー版をApple storeで購入し、iijmioのSIMカードを使って通信するというものです。Apple StoreではSIMフリー版のiphone6 plus 128GBは¥89,800(税別)で売られています。消費税込みだともう少し価格が上がりますが、夫婦2台ですと200,000円ほどということになります。

また、iijmioですが幾つかのプランがあり、音声通話を無しにすると3枚のSIMカードで2,560円(税抜)で7Gのデーター通信ができます。
もし通話もIP電話などの無料サービスを利用し、SMSも使わないというのであればこの3枚のSIMカードを夫婦や家族で使うことができます。
7Gのデーター通信は大手の携帯電話メーカーでも同じであり、それだけあれば家ではWiFiを使うなどすれば十分のデーター通信量だと思います。
またこれにSMSや音声通話機能を追加したプランもあります。音声通話は普通に090や080で始まる携帯電話の番号が利用でき、MNP転入などによってこれまで使っていた携帯電話の番号を利用することもできます。音声通話の料金は1つの番号に月額700円(税抜)必要で夫婦で利用する場合は1400円(税抜)+2,560円(税抜)=3,960円(税抜)ということになります。もっとも、無料通話などのサービスはないので通話を行うとどんどん料金が加算されていきますが、もし通話は受信みで、ほとんどSNSなどの無料通話サービスを利用するのであれば毎月夫婦でiPhone6 Plusを利用しながらも夫婦で月々3,960円(税抜)という5,000円以下の通信料で運用することができます。




もっとも大手携帯会社の料金には端末代も含まれていますのでこのiijmioを利用した方法もApple Storeで購入した端末料金も含めるともっと高額になり、大手携帯会社のような実質タダというような割引サービスを受けれないので実質かかる費用を比較するともっと差はなくなり、通話が多い人などはiijmioを使った方法のほうが高額になる可能性もあるかもしれませんが、もし通話をほとんどしない人であればApple Storeで端末を2台24ヶ月の分割で購入しても月々8,000ほど、それに3,960円(税抜)をプラスしても大手携帯会社よりも価格を抑えることができるのではないかと思われます。

何よりも2年経過した後には端末の支払いが終了しますので残りは通信料のみ、月々3,960円(税抜)でまさにiphone6 plusを夫婦で利用できるよになります。しかも大手携帯会社は割引の条件として2年の縛りがあり、2年後も契約変更月に変更しないと違約金をとられることになりますが、iphone6 plus SIMフリーをiijimioで利用する場合、2年後に新しい機種が出て乗り換えたい時にはどの月でも機種変更を行うことができます。SIMフリーの端末は現在のところ高額で今後普及して価格が下がる可能性もありますが、今の所他の機種に乗り換えるときには比較的高額で売ることもできます。その売って得た代金で次の新しい端末購入の頭金にすることもできるでしょう。このようにSIMフリーはたくさんのメリットがあるのです。

総務省は携帯電話の通信料を下げるために大手通信会社の通信回線をMVNO事業者に利用させ競争を促しているようですが、今後このような携帯電話の形が主流になっていく可能性もありますよね。

ちなみに私はiPhone4sの時代からSIMフリーでiijを夫婦で利用していましたが、当時はiPhoneのSIMフリーは日本では購入できずしかも高額でした。でもそれでも通話を控えれば通信料をかなり抑えることができましたし、端末代を払い終えた後は本当に通信料が安くて助かりました。

今は日本でもSIMフリー版iPhoneを普通に購入でき、MVNO事業者も増えて様々なサービスが展開しています。今後iijみおふぉんも無料通話とかが付くとさらにいいですね。

きっとDocomoやauやSoftBankなど大手携帯会社もそれを黙って見てはいないと思いますので、様々なサービスや割引が今後増えて全体としてスマホの通信料がもう少し下がってくれるといいですね。