岩手県の三陸鉄道とネスレ日本がコラボして、『切符カット』と言う、三陸鉄道全区間で”切符”として使用できる「キットカット 」を6月16日(月)より発売するようですね。
東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸鉄道が全線運行再開されましたが、この『切符カット』は最後の復旧区間であった北リアス線の島越-田野畑間の乗車運賃に相当する「¥190」の無料乗車券になるようで、その区間だけではなく、三陸鉄道前線で使用することが出来るようです。
ネスレはこれまでこの「キットカット」で様々なアイデアで利益を伸ばしてきましたが、切符として使える「キットカット」は世界初だそうです。
ネスレさんニクいことをやってくれますね。希望小売価格は税込みで¥108だそうで、2014年6月16日(月)~2015年5月31日(日)までの期間切符として一回の乗車につき複数のパッケージ(外箱)利用が可能だそうです。
「切符カット」の購入は、全国の鉄道系コンビニエンスストア、東北地域のスーパー・コンビニエンスストア、東京タワー3F「キット、ずっとミュージアムカフェ」物販コーナー内などで出来るようです。
このような企画によって三陸鉄道を利用する人が増え、復興が加速すると良いですね。
この「キットカット」は「きっと勝つと」という九州地方の方言に似ていることから九州地方の学生の受験のお守りとしても人気です。また様々なご当地「キットカット」も発売されていて、味もオリジナルのチョコレートにとどまらず、宇治抹茶、ほうじ茶、わさび、ずんだ、いちご、ヨーグルト、巨峰、夕張メロン、マンゴー、パッションフルーツやバナナに信州リンゴ
、ラズベリー、ショコラトリー、プリン、ピザなどバリエーションが豊富で、食べ方も最近では「焼きキットカット」なども試されているようで、焦げてしまわないように焼くにはコツがいるようですが、焼きに成功した人たちからは多くの好意的な意見が見られています。
このように日本に本当になじみのお菓子である「キットカット」ですが、もともとはイングランドのヨークにあったロントリーという菓子会社が開発したものです。現在ロントリーはネスレに買収されていますので、アメリカ国内ではハーシーズが販売している「キットカット」もあるものの、「キットカット」の国際展開のほとんどはネスレが行っているようです。
80年の間世界中の人々の生活に密着し、時には人を励まし、人から愛されてきた「キットカット」。
『切符カット』として東北の人々の励ましになってほしいですね。
「切符カット」の商品情報など詳細はネスレ日本公式ページで公開しています。